目からウロコ
ジャズやクラシックなどの音楽の全盛期は1950年~1960年代にあります。
前半はモノラルレコードで後半はステレオレコードで残されています。しかし、
1970年代以降は商業主義が強くなり、全メーカーの製品が音質の良いモノ
ラルを捨て、広がりや立体感が出しやすいステレオ中心の拡売に終始した
のです。
モノラルカートリッジをなおざりにしたことが、モノラルレコードは音が悪いと
いう誤ったイメージを生み出しているのです。1945年~1960年に非常に音
の良いモノラルレコードが沢山録音されています。日本国内では生産された
ことのなかった本物のモノラル専用カートリッジでモノラルレコードを再生する
こと等により、この時代の素晴らしい演奏をステレオレコードましてやCDを
はるかに凌ぐ音質で聴くことができ、もっと幅広い感動的な音楽やオーディオ
ライフを楽しむことができるのです。
実は昨日、とあるオーディオ専門店から、『モノラルLP専用』のカートリッジを
手に入れ、従来使っていたカートリッジとの音の違いに目を瞠りました(写真
参照)。夜も遅かったのでボリュームは控え目にして、MJQの「CONCORDE」
Prestige LP 7005の『SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE』をプレイバック
してみたところ、ミルトのヴァイヴが“生々しく、しかも豊かな響き”で迫ってき
たではありませんか。カートリッジの違いでかくも音質に差異があるものかと
いまさらながらに認識した次第であります。
続いてジョン・ルイスの弾みがついたピアノ・ソロが奏でられ、これが“モノラル
の音なのか”と噂にたがわぬ快い響きを堪能しました。^^。
今朝..目覚めた後、アンプのSWをON。1時間ほどウォーミング・アップして
からボリュームの位置を12時の位置まで回してSonny Clarkの『Cool Stru
ttin'』BLP-1588、Donald Byrdの『FUEGO』BLP-4026、『BLOWIN' THE
BLUES AWAY』BLP-4017、など いわゆるハードバップ・シーンのモノラルLP
の名盤の数々を次々にターンテーブルに載せ替えてモノラルカートリッジの
魔力に魅せられっぱなし‥(^^♪ まさに“目からウロコ”のできごとでした。

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